身体、知的、精神。現場と経営から見る3つの障がいのリアル💡
こんにちは。沖縄県浦添市の行政書士×社会福祉士の潮平です。
障がい福祉のお仕事を始めたり、事業所を作ろうと考えたりしたとき、まず基本になるのが身体、知的、精神の3つの分類です📚
しかし法律や役所のハンドブックを一生懸命読んでも、現場のリアルって実はなかなか見えてきません。実際の事業所運営や日々の支援の中で、それぞれどんな特徴があって、経営的にどんな配慮が必要になるのか、今回は、制度の難しい話は横に置いて現場視点から見た現場と経営のリアルな視点からわかりやすくお話しします📝✨
- 身体障がい♿️
視覚や聴覚、手足の不自由さ、あるいは心臓や腎臓といった内部の疾患など身体の機能に制限がある状態です。
現場と経営のリアル
身体障がいの方をサポートする事業所で一番最初にお財布と直結するのが建物の設備とスタッフの体力面です💪
たとえば車椅子の方が生活できるグループホームを作ろうと思うと、入り口の広いスロープやバリアフリートイレ、車椅子同士がすれ違える広い廊下など、建築基準法や消防法の厳しいルールをクリアしなきゃいけません。初期費用が跳ね上がるので、実は車椅子対応のホームは足りていないのです。ニーズは山ほどあるのに、ハードルが高くて作れないのが現実です🚧
また、日々のベッドから車椅子への移動などで、スタッフが腰を痛めて辞めてしまうリスクもつきものです。だからこそ、リフトなどの持ち上げない介護いわゆるノーリフティングケアの機械を入れるなど、働くスタッフを守るための投資も絶対に必要になります🧑⚕️💪
- 知的障がい🗣️
子どもの頃、おおむね18歳までに知的機能の遅れが現れて、生活にサポートが必要な状態です📘
現場と経営のリアル
就労継続支援のA型やB型、グループホームで等で一番多く関わるのが知的障がいの方々です。
現場で何より大切なのは、目で見てわかる視覚化されたルールと、いつもの流れであるルーティンです🗓️
例えば「これ、ちゃんと片付けておいてね」という曖昧な言葉は、かえって混乱を招いてしまいます。「この赤い箱にボールを3つ入れてね」等具体的に見せて伝えるのがコツです👀
経営目線でいうと、知的障がいの方への支援は仕組みづくりがすべてです、ここは安心できる場所だとルーティンに馴染んでもらえれば長く通い続けてくれるので事業所の売上はすごく安定します📈
ただ、自傷やパニックなど激しい行動が出る強度行動障害がある方を受け入れる場合は要注意です⚠️ 専門の研修を受けたスタッフを配置して加算を取るなど、事業所全体でしっかり受け入れ態勢を作らないと、現場があっという間に回らなくなってしまいます💧
- 精神障がい🧠
統合失調症やうつ病などによって、生活に制限が出ている状態です。最近の現場では、自閉スペクトラム症やADHDなどの発達障がいの方も、精神保健福祉手帳を取ってこの枠組みでサービスを利用されるケースがすごく増えています。
現場と経営のリアル
精神障がいの方を支援する上で、経営者さんが一番頭を悩ませるのが体調の波による売上のアップダウンです📉
福祉サービスの売上である報酬は基本的に利用者さんがその日来てくれたかで決まります。昨日は元気に作業していたのに、今日は気分が落ち込んでそのまま1週間お休みなんてことは日常茶飯事です。就労支援などでは、このお休みが続くとダイレクトに売上が下がってしまいます💸
さらに最近増えている発達障がいの方へのサポートも奥が深いです。うつ病の方には無理せず休むことが大事ですが、発達障がいの方にはやるべきことを明確にする事や音や光への過敏さに配慮する🎧といった、また違った工夫が求められます。
支援するスタッフ自身が悩んでメンタルを崩してしまうことも多いので、利用者さんだけでなくスタッフの心もどう守るかという経営者の手腕がすごく試される分野です✋
障がいの分類はあくまで制度の枠組みであって、現場に出ればその人自身の個性にしっかりと向き合うことになります⚖️
しかし助けたいという熱い思いだけで突っ走ると、資金繰りやスタッフの疲れで事業所自体が倒れてしまいます💧それぞれの特性を正しく知って、ルールやお金の仕組みと照らし合わせながらリスクを管理していく。そんな冷静な実務の知識こそが、利用者さんたちを長く守り続けるための最強の味方になるのです✨


